コーンフレークダイアリー

日々のいろいろ

自分の話し方を録音してみて

最近、自分の話し方を録音して聞いてみた。すると、話すスピードや声の大きさ、話している内容が自分が思っていたのとはあまりにもかけ離れていて衝撃だった。

 

その話は相手との結構深いことに関わる内容だったので、自分でも話の構成や自分の要求、妥協点を考えた上で話し合いに臨んだ。コミュニケーション力が低いのは自覚していたので、これだけ準備しても自分の妥協点を受け入れてもらえるのかは不安ではあった。

 

実際に話してみた結果、自分の妥協点にもっていくことはできなかった。話してみた直後は「話しあいができてよかった」と思っていたのだが、よくよく結論を考えてみると事前に考えていた妥協点以下の結論であり、先送りにしたこともあったりして、これでよかったのかと思えるような内容だった。

 

それ以上に考えたのは、話し合いを録音したものを聞いてみて、話すスピードが遅すぎるということだった。結構プライベートに関わることだったので、相手のことを考え傷つけないようにする必要はあったが、それにしても自分が頭の中で思っていたよりも遥かに遅い。

 

事前に準備したはずなのにこんなに話すスピードが遅いというのはなぜだろうと考えると、言語化する力が低いということだと思う。過去の経緯、自分の妥協点をもとに話の構成を事前に考えていたが、話し合いの中であらためて相手の状況が見えてきて、それに応じて「話す」ということが想像以上にできていなかった。仕事でもメールや設計書を書いたりするのが遅いなと思っていたので、自覚は少しあったのだが。

 

言語化する力を改善するための方法を調べてみた。ブログを書いたり、自分の気持ちを5W1H/PREP法で書いてみる、新聞の社説を要約するといったことを試してみたい。