コーンフレークダイアリー

日々のいろいろ

目に見えない不安

いまだに歯医者が苦手なのはなんでだろう。

 

単純に「痛い」からというのが結論だと思う。大人が普通に生活していて、痛みを感じるようなことは、手足をぶつけたとか、料理で手を切ったとかでしか感じない。一瞬痛いけど、絆創膏でもはって時間が経つのをまてば治る。

 

でも、歯医者はわざわざ自分で予約を取って、出向いていって、それで「痛い」わけだから割に合わないと考えてしまう。もちろん、それまでも痛みがあって治してもらうわけだけど、痛いことには変わりないわけで。

 

もう少し考えてみると、目に見えないところで、いつ終わるのかわからない痛みがあるからなのかと思っった。治療中は目を閉じているし、そもそも口の中だから目を開けていても見ることは難しい。治療自体は先生に任せているから、どんなことをしているのかわからないし、説明されてもどれくらいの時間がかかるのかはわからない。

 

自分で管理できないこと、目に見えないことはとても不安だ。そういうことを気にかけてどうにかしようとすること自体、自分のストレスを増やしているだけだからやめたほうがいいと聞いたことがあるが、そうやってしまうのが人間だろう。

 

痛みを感じるのは仕方ない。そうなら、先生に治療について詳しく説明してもらったり、過度に緊張しないように気持ちを落ち着けたりと、自分ができることをしたほうがいいかもしれない。